誰もが知ってる名作映画から、本当にどうしようもない駄作まで余すところなく放送している午後のロードショー
今月(2017年4月)のラインナップを見てみると「デイ・アフター・トゥモロー」やブルース・ウィルス主演の超B級アクション映画「ダイ・ハード」、4月12日(水)には待望の「コマンド―」が放送されます。
さらに17日からは3日連続で「対決!巨大生物!3連戦」と銘打って
- シャークネード サメ台風
- ザ・グリード
- アナコンダ2 ボルネオ島の迷宮
これを3日連続で放送する。やっぱり午後ロードは最高だぜ!
乳首にボカシが入る事案発生
しかし、2017年4月に入ってから少し様子がおかしい。
「ランボー」でおなじみのシルベスター・スタローンと
「氷の微笑」のセクシーシーンで一躍有名となったシャロン・ストーン
その二人が共演している爆破アクション映画(C級)
スペシャリスト
これが4月7日(金)に放送されていた。
終盤、スタローンとシャロン・ストーンのシャワーシーンがある。映画なので下半身を正面から捉えることはしないが、シャロンストーンの乳首はハッキリと確認できる。
だが、今回の放送では乳首にボカシが入っていた。
今から約2年前の2015年5月27日(水)にも一度「スペシャリスト」は放送されている。その時はボカシは入っていなかった。これは由々しき事態だ。
スポンサーの影響
なぜこのような事態が起きたのか?考えられる理由はスポンサーの影響だろう。
少し前まで午後のロードショーは月曜から木曜まで放送されていた。金曜日は放送されていなかった。しかし2011年から視聴率が伸び初め、2015年からは金曜日にも映画を放送し始めた。
視聴率が伸びてるなら…とスポンサーも力を貸してくれている。カップラーメンでおなじみの日清食品がフジテレビの番組「めちゃ×2イケてるッ!」へのスポンサー契約を解除したりとスポンサー離れが相次ぐテレビ業界。その中でも視聴率を伸ばしスポンサーが離れない午後のロードショーは素晴らしい。
だが、視聴率が伸びるのは良い事ばかりじゃないのかもしれない。
大勢の人が見るのだから性的なシーンは映して欲しくない、という意見が視聴者やスポンサーから出てきているのだと推測する。実際、家族と一緒に午後のロードショーを見るのはちょっと勇気がいる。もし見るなら性的なシーンが無いか事前に下調べがいると断言していい。
乳首も映画の一部
完成した映画の中に乳首があるなら、
それは映画を構成する大切な要素の一つなのだ!
映画の中に乳首を登場させる理由は、その映画を作った制作陣にしか分からない。
観客を飽きさせない演出として乳首を出す意図があったのかもしれない。もしかすると、監督の趣味かもしれないし、女優が出したいから出しただけなのかもしれない。金の問題もあるかもしれない。だけれども
乳首を出す必要が無いなら出さないだろう。
乳首を出したことに何らかの理由がある。
だから映画に乳首があるのだ!
「視聴者からクレームが…」とか「スポンサーに配慮して…」とか「テレビ放送だから…」と言ってボカシを入れたり、セクシーなシーンをカットする行為。これに対して声を高らかに言いたい。
乳首があってこその一つの作品
乳首にボカシを入れる行為は
作品に対する冒涜だ!
まとめ:映画の乳首にボカシは入れないでほしい(願望)
12日放送の「コマンド―」には女性の乳首が見えるシーンがある。アーノルド・シュワルツェネッガー演じる主人公メイトリックスと「元グリーンベレーの俺に勝てるもんか」というセリフ言い放ったクック。この二人がモーテルで取っ組み合いをして、壁をぶち破り、隣の部屋に倒れこんだシーンだ。
26日放送の「インビジブル」なんて男が透明人間になるという、男のロマンと言い切ってよい話であり、もはや乳首を見るための映画なんじゃないか?というのが個人的な意見だ。
この2作品で乳首にボカシが入るのか?今後の午後のロードショーの方向性を決める大事な放送になるだろう。
4/13追記:コマンドーの乳首シーンでボカシが無かったことを確認!
4/26追記:インビジブルの乳首シーンは完全にカットされていた。ふざけんな!作中に登場する雑誌にまでボカシを入れる徹底ぶり。テレ東ももう終わりだぁ!
22で大学を出て普通に就職。半年で結果を残したが1年後にうつ病で休職。復職できずに退職。
鬱でずっと死にたいと考えていたが2度の自殺経験と1度バイク事故、合計3度死にかけたことで「死ぬのは難しい」と考えるようになる。「死ねないなら楽しもう」をモットーに後ろ向きなんだか前向きなんだかわからない状態で生きています。